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2012年5月

2012/05/31

恋の季節

実家周辺では、美しい歌をマスターしたうぐいすが、一日中透き通る美声を響かせてくれていました。

4月のうちはまだおぼつかない歌声だったそうですが、ここにきて立派に恋の歌を歌えるようになったみたいです。

なんだかこちらまで心が洗われて、軽やかな気持ちにさせてくれます。

一方、今住んでいる地域では、農村的な恋の合唱が、夜になると聴こえてきます。

蛙の合唱です。

5月には、殆どの用水路が開栓され、徐々に水が田んぼへ流れて行ってます。

彼らは一目散に、この水めがけて来た事でしょう。

さっそくお嫁さんを探して、仲間同士の競争が始まっています。

ぎゃうぎゃう歌うもの、カタカタカタと乾いた歌声のもの、色々です。

お風呂場にいても、リビングにいても、寝室にいても、サラウンドで聴こえて来ます。

のどかで、ゆったりとした気分にさせてくれます。

6月に入れば、山あいの川で目を凝らすと、ほたるに出会えるかもしれません。

私が一度だけ目撃したのは、山を少し登ったところにある、露天風呂に浸かっている時でした。

ちらっちらっと泳ぐ光が、手を伸ばせる距離で見えました。

その後は、まだ会えていないので、本当に贅沢なひとときだったのだと思います。

夏の日差しを浴びて、新緑が深まり、ぶどうの葉っぱは、天に向かって伸びています。

もう間もなく果実の季節がやってきます。

2012/05/29

平和なICU利用

休日の夕飯を終えて、トースターで加熱してあったソラマメを剥きながら、

ほっこりしようとしていたら、父から神妙な電話が入りました。

「お母さんが事故にあって病院に運ばれた」と。

突然の内容にかなりの衝撃を受けた私は、その後に続いた「意識はある」とか「笑顔で処置室に入った」

なんて言葉は頭に入って来ませんでした。

頭を打っているという事だったので、今は大丈夫でも悪化するのではないかという心配がありました。

とにかく最終の特急を確認して飛び乗った訳です。

実家までは早くても3時間かかるので、気が気ではありませんでした。

気を落ち着かせようと、車内で父と母の命式表を検証し続けました。

生まれた時間によって、内容に多少の変化があるので、すべての時間を検証。

運の変わり目でないか、起きた事が決定的になってしまう「シンギュラーポイント」や「アドバースポイント」でないか、

また、途中経過運も悪くないか、少しでも安心材料を得ようと必死でした。

結果は、決定的な時からはハズレていましたので、少し安心して、真夜中に病院へ到着しました。

来年だったら、えらい事になっていたでしょう。

天に感謝しました。

部屋に空きが無いという事で、ICUの個室に入れられていましたが、

意識は普段通りですし、痛みも殆どないという事で拍子抜けしました。

他の兄弟も集合して母を囲み、まるでリビングか?と思わせるような、平和な時間が流れていました。

こんなにも呑気にICU室を利用しちゃって良いものだろうかと思うと、なんだかおかしくなってしまいました。

翌日には退院できましたが、自宅に帰って気持ちが落ち着いたのか、

1日経ってちょうど筋肉痛が出始めるタイミングなのか、一気に痛みが出て来たようでした。

肩甲骨や肋骨が折れているのですから、痛いはずです。

寝返りを打つと、気持ち悪く痛むようで、薬はしばらく必要の様子。

驚いたのは、骨折していても、その状況によっては、な〜んの処置も治療もしないんですね。

痛むから、しばらく動かないだろうという事なのか、ギブスとか湿布もなしで、びっくりしました。

自然治癒を待つのみです。

私は、ほんのしばらく実家にいて、身の回りと食事の支度をしました。

父は心労が抜けないようですし、本当はもっと居ようかと思ったのですが、

今度は夫の方も、いつ帰るの?と催促してきて、長居はできませんでした。

事故は不意打ちで、こちらに何の落ち度もなかったので、話し合いはスムーズに進みそうです。

起こした本人の生年月日が気になる今日この頃です。

2012/05/26

モクモク村のけんちゃん

何がきっかけかわからないけれど、フッと遠い過去がよみがえる瞬間は誰にでも訪れます。

今回はなぜか、幼少時に何度も聴いていた英語の教材「モクモク村のけんちゃん」でした。

懐かしさのあまり、すぐにネット検索しました。

「昔の英語教材」「けんちゃん」というキーワードだけでヒットしてくれました。

題名さえ忘れていたくらいです。

去年あたりに、iPotやiPatのアプリで復活したらしいですね。

当時子供だった人が自分の子供を持つ世代になり、

子供にも同じ教材を使わせたいという要望が、多く寄せられて再販売に至ったとあります。

とにかく懐かしくて買ってしまう大人もいらっしゃるようです。

私はこっちですね。

熱心なファンの中には、オークションに出されるのを待っていた人もいるそうで、

それでも高値になるので、なかなか手に入らなかったようです。

今ではアプリにまでなっていますが、当初はカセットテープと紙芝居のセットだったのですから、

なんとレトロでゆったりした時間が流れていた事でしょう。

ダウンロードした紙芝居(絵と裏の文章)を印刷して、当時の「昔ながら」を演出する事もできるみたいです。

当時の我が家では、母親が何かで第一話のカセットテープを手にしたのでしょう。
(多分無料で配られたのだと記憶しています)

アニメや俗っぽいものを極端に嫌った母親の基準を、唯一クリアした教材だったと思います。

しかも我が家にはテープがあるだけで、紙芝居まではなかったので、何度も何度も聴きながら、

頭の中で想像した情景を膨らませました。

私たち兄弟にとっては、英語を身につけるというよりも、想像力を高める事に役立った教材でした。

素朴だけれど十分に練られた物語が子供心を引き込ませましたし、

音楽や効果音も雰囲気たっぷりで、ちょっと怖い気分になる場面も出て来て楽しい教材でした。

10巻くらいある物語なのですが、我が家では続きを買い与えられる事もないまま、繰り返し同じ

カセットを聴いていました。(ちょい貧乏話)

ある時、子供が続きを渇望している様子を不憫に思った母親は、地域チラシの「あげます、ゆずります」コーナーで、

最終話までのカセットテープをゲットする事に成功しました。(やっぱ貧乏coldsweats01

それから私たち兄弟が、何でも吸収するスポンジのように、続きの話に聴き入ったのは言うまでもありません。

そして結果的に身に付いたのは、英語力ではなく想像力でした。

紙芝居の絵を見ても、懐かしがれないのがちょっと寂しいですが、

大人買いをしようか、やめようか考え中です。

でも音源は側に置いておきたいかな。幼少期に一瞬でタイムスリップするアイテムとして。

2012/05/25

パン教室

バナナブレッド
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お菓子よりもヘルシーな甘いパンです。
刻んだバナナ入り。


ラウゲンブロート
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塩味のおつまみパンです。
プレッツェルの形ですが、崩れやすくて大変でした。


バタートップブレッド
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ふわふわ生地の上にバターをのせて焼いたパンです。
発酵させすぎて焼いたので、おばけみたいに膨れましたcoldsweats01

焼きたてのパンは本当においしくて、試食だけでは足りませんsign03
今回のパンは、自宅でも復習しやすそうです。

2012/05/22

ゆとりっ子

師匠の授業を受けて来ました。
本格的な相性診断と運勢鑑定が受けられる、婚活イベントが開催されるという事で、
男女十数名ずつの募集をしたところ、男性の応募者がわずかに少ないとの事でした。

誰か知り合いいない?と問われ、うーんと考え込んでいるうち、
最近の若者は、、と雑談は進んで行きました。

35歳くらいより上の男性は、女性に対してあの手この手で尽くす傾向が見られたものの、
それよりも若い世代、とりわけゆとり世代と呼ばれている代になると、

デートは割り勘が当たり前、なんで俺が彼女の分まで払わなきゃなんない訳?という思考が多いそうです。
自分で稼いだお金は、趣味とか自分の事に使いたいから、ヘタに彼女なんかいると制限されるという訳です。
女性も余計な借りを作りたくないという事で、割り勘の方が気軽らしいですね。

同じく女性の方も、落ち着いた年上男性を求める傾向が強まって来たようです。
有名人の中でも、年の差婚が流行っていますね。


今どきの青年が求める結婚相手は、男性より稼ぎがあり、手放しで甘えさせてくれる姉さん女房的な相手だそうです。
あれ?その相手になるのって私達の世代?と一瞬頭をよぎったのですが、そういうようなモテ話は周りでは聞かないので、
なんだかんだ言っても20代までかdownと現実を確認したのでした。

「男なのに欲ってものがないのかねっ」と師匠。
たしかに、とうなずく一同。

稼いでくれて色気のある「母ちゃん」がいいんでしょうね。

ゆとりっ子と冷やかされる世代の誕生は、出席簿は男女混合、運動会は皆で手を繋いでヨコ一列ゴール、
男子も家庭科があるなど、教育方針の影響があったとされていますが、、、。

旦那は放ったらかしでも、息子の為なら夜なべも厭わない母親、いい年になっても部屋の片付けをしてしまう母親、
息子が訴える前に手を差し伸べる母親、そんな過保護さも、草食化させてきた原因のひとつでしょう。

でも過保護な母親となった原因は、夫が家庭を顧みないとか、妻の心情を理解しないとかいう事から来ている訳で、
夫の方も反省しなきゃいけないという事になりますね。

え?俺こそ被害者だという声が聞こえますが、、、まぁ、よりよい夫婦でいる為には、
結婚する前に相性診断を受けるのが確実でしょう。
価値観が違っても相性が良ければ、荒波を一緒に乗り越えて行きやすいものです。

それにしても、過保護に育った子の、可哀想なくらい打たれ弱いこと。
主人が日々接しているゆとりっ子もまた、多くの伝説を披露してくれています。
詳しくはまたの機会に。

2012/05/19

芝桜

本栖湖そばにある、富士の芝桜を見に行きました。
今年は4割程度の開花だそうで、それを知った上で行ったのですが、
想像を働かせながら見て回りました。

中心部と思われる池の周りは十分に咲いていて、気持ちがパッと晴れました。
80万株とありましたが、本当の本当に全体が咲いたら、ものすごいんだろうなと思います。
富士山もどうにか頭を出してくれて、うっすらと写真に収める事ができました。

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びっくりしたのは、外国の旅行者が多い事。
サリーを着たインドの女性、声量がものすごい中国からの団体、ほのぼのしたモンゴルのグループ、
そんな団体に遭遇すると、自分が一瞬、海外に来たような錯覚を覚えました。

今の千円札の裏に描かれている富士山は、本栖湖の北側から見たものです。
さっそくビューポイントに行きました。

昔、この辺りの人々は、本栖湖を海と呼んだそうで、
浜辺から遠く離れて久しい私は、不覚にも湖を海と重ねて見てしまいました。
磯の香りが懐かしく、頭の中で香っていました。

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それから、西湖近くに、昔の日本の風景を再現した村もあります。

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ここは昭和41年の台風26号で、土砂に埋もれてしまった村が、かつてあった場所に再現されています。
ダッシュ村のように、茅葺き屋根の家屋が数件ならんで建っています。
家屋の中は、染め物などの体験ができるところや、飲食店や資料の展示となっています。
日本むかしばなしのような風景ですね。

あと1ヶ月強で富士山の山開きです。
噴火で形が変わってしまう前には、登ってみたいです。

2012/05/17

クッキング研修

4年に1度、今まで習った料理の見直しをする研修があります。
メニューは少しずつ変わって行くので、変更されたメニューを確認するのが研修の目的です。

クッキングの研修は初めて参加しました。
朝から夕方まで、作っては食べ、作っては食べます。
贅沢だけど、疲れる1日です。

ロールキャベツ、エビピラフ、春巻き、牛のハンバーグ、サバの立田揚げ、即席漬け、煮豆、焼豚、カボチャ煮、ペイザンヌスープ、クレープ、と和洋中いろいろな感じで作りました。

帰宅後、明日まで料理したくないっという心境および体調です。
主人の夕飯は、食べきれずに持ち帰ったのと、冷蔵庫にある残り物を温めて、何とかなるか?なんて模索中です。

主婦業に関しては相当な年季が入っていると思われる高齢の女性は、
違う世代の人と交流できる事が楽しみで、参加されているそうです。
いつまでも、外に出かけようという気持ちを持つ事は素晴らしいですね。

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2012/05/12

キッズコース

今回は、母の日のプレゼントと題して、ロールケーキとサブレを作りました。
ロールケーキは、先生が前日に焼いておいたジェノワーズを、細長く切っておいて、
キッズ達がジャムを塗り、くるくると巻いたのを8つ作り、円形に並べます。

アプリコットジャムと、ラズベリージャムだったのですが、
キッズ達には不評で、特にラズベリーは「血の色みたいだから、ヤダっ」と、薄ーく塗っていました。
ママが食べるんだからたっぷり塗ってあげて、と言っても聞きません。

次にサブレの生地を混ぜるんですが、
大人でもバターを滑らかにして、粉を合わせて行くのは面倒な作業なのに、
キッズ達の、か弱い腕で、粉けがなくなるまで混ぜるのは、ひと苦労でした。
急に興味を失う事、多いですし。
途中でこちらが手を加えて、応援しながら仕上げて行きます。

伸ばしたサブレ生地から、ハート型や葉っぱ型を抜くのも大騒ぎ。
天板の上に無事に乗っけるまで、剥がれないだとか、形が崩れただとか、賑やかです。

そんな中でも、上級生の子が、率先して分配したり、作業を手伝ってくれたりするので頼もしいです。
最近の子は、年下の子と接する機会が減っているので、こういう場で面倒見を養うのは良い事ですね。

子供はとっても素直で、よく観察しているので、自分で作ったのが自分のところに回ってこないだとか、数が違うだとか、主張してきます。
「皆、同じ数だけ配ったからね、残ったのは、かき集めた生地だから美味しくないんだよ」と言っても、こちらのうそを見破った視線を投げかけてきます。

今回も、無事にお開きできました。
もれなく、泣く子はやっぱり泣きました。

それでも人間になるべく、少しずつ成長しているようで、最初は走り回ってばかりで、困らせていた子も落ち着いて作業ができるようになったみたいですし、
泡の方に興味が行って、手洗いばかりしてる子も、料理を作る事に興味を向けられるようになったみたいです。

次は、父の日のプレゼントとして、蒸しパンだそうです。
月1のクラスで良かったと安堵している自分がいます。

2012/05/05

西沢渓谷

昭和の日に山開きしたばかりの、西沢渓谷へ行ってきました。
ハイキングと書いてあったので、気軽に構えていたのですが、、
登るうちに足元が厳しくなり、終点近くからは這いつくばって、ヘロヘロで到着しました。

麓で見かけた、いかにも慣れてそうな山ガールや山男たちの正装を、
トレッキングポールなんて持っちゃって、ちゃっとやりすぎじゃ?と思っていたのですが、
途中で杖が欲しいという箇所もあり、甘く見ていた事を反省しました。

主人は、最初に出て来た吊り橋に、早くも怖じ気づき、怖い怖いと連発。
高所恐怖症なんですね。
それでも、スケルトンではなかったですし、単に橋が揺れていただけなので、構わず進みました。

中盤になると、色々な滝が現れて、透き通るグリーンの水を見ると心まで洗われるようでした。
それでも、まだまだ気温が低いので、ようやく新芽が出始めたばかり、新緑の気持ち良さは少なかったです。

HPによると、大人の女性が往復すると1400kcal消費するそうで、
ふーんそうなんだ、くらいに思ってましたが、
1400kcalって、食べればペロっと短時間で身につくのに、
消費するのはこんなにも大変なんだ、と体を張ってみて納得です。

森林セラピー効果もうたっていますが、そこにたどり着くまでに、血中疲労物質が増量してそうな感じがしましたhappy01
乳酸が溜まりまくった足にとって、段差が辛いのなんの、
大粒の汗をかいて、フーフー言いながら登りました。
それでも、沢の水がちゃぷちゃぷと浸かっている石の上を通るのは、ちょっとした冒険気分です。

途中、かわいく変装した山ガールは、逞しそうに見える山男に、手をとってもらい進んでいるのを見かけ、
ふんっ格好だけかよ、なんて内心で毒付きながら進みました。
森林セラピーがもっともっと必要かもしれませんね、私。

終点では、じっとしていると肌寒いくらいの風が吹いていて、
下界にはいない、美しい鳥の鳴き声を聴きながら、お弁当を開きました。

帰りは、緩やかな林道コースを歩きました。
全部で3時間くらいでしょうか。
紅葉も良いみたいです。
基本的には幼児からご老人まで楽しめるハイキングのようです。

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2012/05/03

演奏会終了

4/30の芸小ホールでの演奏会、何とか演奏して来ました。

ジャンルも楽器も完成度もさまざまな演奏会なので、自由な気持ちで参加して来たのですが、
今回は、割と完成度の高い演奏が多くて、しかも順番が最後だったもので、
(言い訳を並べてしまいましたが)ひどく緊張しましたbearing

普段は、マンネリ化した、緊張感のない生活を送っているので、
このような適度の緊張はいい刺激になったと思います。
しかし、最初の小学生のバッハのパルティータを聴いて、
自分の当時を思い出し、情けなさが充満して、しょぼい大人ですみませんという思いがもたげ、より緊張感が高まってしまいました。

将来有望な子というのは、学びが早いというか、きっちり技術を身につけていますね。
専門家になるには、まずは1万時間の壁を越えるのが最低条件だと、
勝間和代さんの本で読んだ事があります。

1日2時間、毎日取り組んで10年かかるので、
幼少期にできるだけ何時間も取り組んで、青年期の、より高度な専門性を身につける段階で、
1万時間を越えている事が必須だという訳です。

私なんかは、勉強や練習よりも外で遊びほうけている子でした。
小学時代では、バッハインベンションさえ取り組んでいなかった位です。
私が1万時間を越えたのは、成人してからだと断言できます。

ただ、早くに技術は身に付いても、芸術性というのは、人間が熟さないと表現できないものです。
そういう意味では、初々しい演奏でしたが、これから人生経験を積んで、
色気を備えて、より芸術性の高い演奏をして行くんでしょうね。

これからも、できるだけ純粋に音楽と向き合って行きたいと思います。

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