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2013/01/17

18年

祖母が、倒壊した自宅の下敷きになり亡くなって18年。

人ひとりが巣立つ年月が過ぎ去った。

「私らの若い時は、人生40年やったから、とにかくそこまでは生きて、

子供を育てなあかんと思うて一生懸命やってきた。そしたら急に人生80年と言われて。」

と、夫を亡くして3年目の祖母が言った言葉を、今でも忘れられない。

子育てはとうの昔に終え、配偶者も見送り、

さて自分だけの人生をどう生きようか、という地点に祖母はいたのだと思う。

そして方向を見つける気力さえ失せていたように思う。

最後のお正月は、賑やかな中にも祖母の寂しさがあり、それが痛い程伝わって来て、

私はいたたまれず、初詣でしてはいけない願い事をしてしまったほどだ。

正月の帰省から自宅に戻り、その願い事の件はすっかり忘れていた。

祖母が大勢の人たちと一緒に旅立った後も、しばらく思い出す事はなかった。

何かふとした時に、自分のした事を思い出し、ぞっとした記憶がある。

もちろん、私の願い事が叶ってしまったというよりも、

当時のまだ繊細だった何かで、祖母の身に起こる事を察知しただけだと思っている。

そして祖母にとっては大往生だったんだと勝手に思い続けている。

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